「正断層と逆断層ってどっちがどっちか全然覚えられない!」という人に向けて、
超簡単に完ぺきに覚えられる方法を教えます!
もくじ
覚え方
早速覚え方なんですが、一言で言うと、
すべり台を正しくすべっていれば、正断層
すべり台を逆に上っていれば、逆断層
これだけではわかりにくいと思うので、詳しく説明していきます!
まずはすべり台を探す
これがこの覚え方の肝です。ここができればもう簡単です!
例えば次のような断層の場合、左右の地盤を見比べてみて、下にずれ落ちた側の地盤がすべり台となります。
これで第一ステップ完了です。
正しくすべっているか見分ける
すべり台がどっちかわかったら次は、逆の地盤に注目します!
すると、左側の地盤はすべり台を下から上に登っていく向きにずれていることがわかります。
これは本来のすべり台の使い方とは逆なので、逆断層ということです!
例えば次のような場合では、左側のすべり台を右側の地盤は正しくすべっているので正断層ということです!
覚え方はこれだけです!超簡単だし、とても覚えやすいですよね!
力の向き
正断層と逆断層が見分けられたら、力の加わる向きもわかります!
テストには、力の向きまで出題されることが多いので、これも一緒に覚えておきましょう!
まとめ
ということで、すべてのパターンをまとめた表をつくってみました!
実際の僕の授業でこの説明をしっかりと聞いてくれていた生徒たちは、テストでもしっかりと間違えずに答えていました!
最後に
今回は正断層と逆断層の簡単な覚え方を紹介しました。もちろん、テストでいい点数をとるためにこういった覚え方は有効的です。しかし、理科教師として伝えたいことは、本質を理解することが一番大切だということです。
今回の断層の話でも、正断層と逆断層の見分け方が本質ではなく、どのような力が加わって正断層や逆断層ができるか、また、断層がずれることでどのような現象が起こるのかといったことが本質です。
まずは、こうゆう簡単な覚え方などを駆使して、理科への苦手意識をなくし、そこから理科の本質を理解するところにつなげてもらえると嬉しいです!