中学校の理科では、~試験紙や~溶液みたいなやつがいっぱい出てきますよね!それぞれ使う目的が違ってて、色の変化も違うからややこしい!そんな人は、この記事を見ればすっきりすると思います!
覚え方なども紹介していますので勉強の役に立ててくれたら嬉しいです!
もくじ
酸性・中性・アルカリ性を調べる
BTB溶液
・目的
液体の酸性、中性、アルカリ性を調べる
・液体の色
酸性のとき黄色、中性のとき緑色、アルカリ性のとき青色
BTB溶液の色の変化の覚え方は、「酸中アルカリきみあほか」で覚えましょう!
リトマス紙
リトマス紙には赤色と青色の2種類があります。
・目的
液体の酸性、中性、アルカリ性を調べる
・2種類の紙の色の変化
酸性・・・赤→赤、青→赤
中性・・・赤→赤、青→青
アルカリ性・・・赤→青、青→青
フェノールフタレイン溶液
・目的
アルカリ性の液体を調べる
・液体の色
酸性のとき無色透明、中性のとき無色透明、アルカリ性のとき赤色
ついでに覚えておくとよいのは、フェノールフタレイン溶液は、その赤色の濃さから、弱いアルカリ性と強いアルカリ性かを見分けることまで可能です!
酸性・中性・アルカリ性を調べる指示薬の一覧表です。
細胞の核(染色体)を染める染色液
中学で習う染色液は3種類です。どれも使用目的は同じですが、染まったときの色が若干違います。3つ合わせて語呂合わせで覚えましょう!
酢酸オルセイン溶液
・目的:細胞の核(染色体)を染める
・色:赤紫色
覚え方は、「酢酸オルのが赤い村」です。
酢酸カーミン溶液
・目的:細胞の核(染色体)を染める
・色:赤色
覚え方は、「酢酸かみんはあかん」です。
酢酸ダーリア溶液
・目的:細胞の核(染色体)を染める
・色:青紫色
覚え方は、「酢酸だりーわブルーな気持ち」です。
水の存在を確かめる
塩化コバルト紙
塩化コバルト紙は青色の紙です。見た目はリトマス紙(青)とよく似ています。
・目的:水の存在を確かめる
・色:青→赤
ちなみに、プチ情報ですが、塩化コバルト紙は空気中の水蒸気にすら反応して赤色になってしまうため、使用する前にはガスバーナーで少しあぶってから使用します。
養分(デンプン)の存在を確かめる
ヨウ素溶液
・目的:養分(デンプン)の存在を確かめる
・色:うすい黄色→青紫色
ちなみに、このヨウ素溶液とでんぷんの反応を「ヨウ素デンプン反応」といって高校で習います。
糖の存在を確かめる
ベネジクト溶液
・目的:糖の存在を確かめる
・色:青色→黄色や赤褐色の沈殿を生じる
ベネジクト溶液が糖と反応してできる沈殿の色は、
麦芽糖が少ないとき・・・黄色
麦芽糖が多いとき・・・赤褐色